総勢16名 親子3世代みんなで迎えたお祝いの日
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に家族みんなで最後に写真を撮ったのはいつだっただろう。家族が増えて、住む場所が変わって。家族が大きくなればなるほど、みんなが揃う時間は作らなければできないもの。
今回は親子3世代、大家族で撮影にお越しいただいた佐久間さまファミリーの撮影エピソードをご紹介します。
古希と還暦のお祝いで
控えめなおじいちゃん、おばあちゃんの周りに明るく元気なお子さまとお孫さま。
今回は、弘さんの70歳、絹代さんの60歳のお祝いに4姉弟のお子さまたちが撮影をプレゼント。この日の為に全国各地から家族が集まり、親子3世代総勢16名の撮影でした。
衣装は白のトップスにジーンズ。リップを塗って、シャツを整えて。お孫さんたちが自由にスタジオ内を駆け回り、賑やかに撮影がスタートしました。子どもだけで撮ったり、親子で撮ったり。そんな様子をにこやかに見守る弘さんと絹代さんの姿が印象的でした。
お子さまたちから花束のプレゼント
撮影の中頃には、お子さまたちからおふたりへ花束とブートニアのプレゼント。サプライズにしたいと、ご予約の際に長女の智子さんからご連絡をいただいておりました。花束を目にしたおふたりのお顔にはパッと笑顔が。「せっかくなのでおふたりで撮りましょう!」とスタッフが提案すると、照れながらも手を繋いで笑顔で並んでくださいました。
結婚36年。北海道の地で酪農家として働き、家でも仕事でも一緒に支え合ってきたご夫婦。ぎゅっと握る手に、おふたりの絆の強さを感じました。
撮影中に涙も
そんな様子を見守るお子さまたちに「おふたりはどんな存在ですか?」と質問すると「 感情豊かで心配性で...子どもたちのことを常に考えてくれていました」というお返事が。4人姉弟全員が高校から実家を離れていたという佐久間さんご家族。離れた場所からお子さまたちの成長を見守ることは、きっと嬉しいことだけではなかったはずです。
そして、それを聞いている絹代さんからは涙が見えました。4姉弟皆さまからの真っ直ぐで優しい言葉から、おふたりがお子さまたちに与えてきた愛情の大きさを感じる瞬間でした。
後日、長女の智子さんからは、「還暦という節目にただ記念の写真を撮るだけでなく、家族ではなかなか面と向かって伝え合うことができない言葉をこの撮影を通して伝えることができ本当にいい時間でしたし、宝物になりました。」というお言葉をいただき、私たちも素敵な時間を一緒に過ごせたことをとても嬉しく思いました。
弘さんの笑顔、絹代さんの涙、ご家族皆さんの嬉しそうな顔、お孫さんたちの泣き笑い。
いつもは遠くにいて簡単に集まれないからこそ、家族みんなで一緒にお祝いできる時間を大切にしたい、そんな思いをご家族全員から感じる撮影でした。住んでいる距離が離れていても、この日の写真をみる度に、今までのことやこの日のことを何度でも思い返していただけたら嬉しいです。
そしてお孫さんたちが、大きくなってこの日の写真を見た時に、素敵な家族に囲まれて育ったことを誇りに思ってもらますように。
ギャラリー
2024年6月14日