支えてくれた君に届けたい いつものふたりの写真と3年ぶりの手紙

2/1〜2/29まで開催の「バレンタインフェア」の一環として、撮影にご協力いただいた9組の ふうふ のストーリーを配信しています。
今回は、田中夫妻のストーリーをお届けします。


雄一郎さん(美容関連会社 勤務)

桜子さん(アパレル会社 勤務)

結婚3周年。仕事の関係で福岡に移住し出会ったおふたり。まるで親友のように、どんな場所へも一緒に出かけて楽しんでいる。最近の楽しみはキャンプ。


Q.おふたりの出会いから今までを教えてください。

桜子さん:

私が当時働いていたお店のお客さんで来てくれたのが最初でした。明るくて雰囲気が良い人だなと思ったのが第一印象でした。

雄一郎さん:

僕が一目ぼれしちゃったんです。それからお店に通うようになって。

桜子さん:

気が付いたらお店の他のスタッフとも仲良くなっていて。内向的な私とは全く違って、どんな人ともすぐに仲良くなる人なんですよね。

桜子さん:

お互いにインテリアが好きだったので、最初のデートはIKEAでブラブラと家具を見て回りました。

雄一郎さん:

6時間くらいいたよね(笑)

桜子さん:

そうそう(笑)私が緊張しているところを楽しませようとしてくれて。雄一郎さん、自分が思っていることを言葉にしてくれるところがあって、「なんか楽しいね」ってその時に何度か口にしていました。その言葉で緊張が溶けていって、すごく嬉しくなって。まだお付き合い前だったのに、インテリアを見ながら一緒に生活したときのイメージまでしていました。

Q.結婚をしてもうすぐ3年になるのですね。一緒になってよかったなと思うような瞬間はありますか?

雄一郎さん:

実は僕が大きな病気になって入院したことが、お互いに結婚を意識した出来事でした。付き合ってすぐの頃でしたね。手術をして1か月ほど入院をしました。そのときに、毎日お昼休みに休憩時間を削って病院に会いにきてくれて。僕はもちろんのこと、僕の親もここまで尽くしてくれる人がいるんだって話していたのを覚えています。

桜子さん:

雄一郎さんは、福岡に転勤で来て間もない頃だったので、親しい友人もまだいませんでした。ご両親はそばにいましたが、一人で心細いだろうなって。少しでも一緒にいる時間をつくったら、気持ちを和らげられるかなと思って通っていました。逆に一人でいるほうが心配でそわそわしちゃうので、自分自身もそばにいた方が落ち着くのもあったんです。特に何をしてあげたわけでもないんですけどね。

雄一郎さん:

病気がわかったときは、治療期間も長いし一緒にいない方がいいのかもなとも考えたんですが、毎日彼女と一緒にいる中で、こんなに素敵な人はいないと確信しました。

桜子さん:

今こうやって元気で一緒にいられるだけで幸せです。

Q.普段ふたりの写真は撮りますか?

雄一郎さん:

ふたりで旅行に行くときに、必ずインスタントカメラを一つ買うようにしていて。現像してフォトアルバムに入れているのですが、もう10冊を超えたよね。

桜子さん:

たぶんもっとあるよ(笑)デジタルもいいですが、現像して見るのもいいですよね。旅の恒例行事のようになっています。

雄一郎さん:

写真は、撮るのも見るのもとても好きです。今回は、自分たちでは撮れないような写真をたくさん撮っていただいて。最初は少し緊張していたのですが、途中から、なんだか友人に撮影してもらっているような感覚になっていきました。リラックスできるようにフォトグラファーやスタッフの方が色々話をしてくださって、すごく楽しかったです。

桜子さん:

スタジオの雰囲気も好きでした。シンプルだけどインパクトのある空間で、自然体の自分たちを撮ってもらう経験はなかなかないかも。フォトグラファーに面白いポーズも提案されて、実際にやって見るのも楽しかったです。肩ひじ張らないいつもの自分たちなのに、空間を生かしながら一つの作品のようなおしゃれな写真で。出来上がりを見てびっくりしました。

雄一郎さん:

ふたりの日常を第三者が俯瞰的に覗いているような写真にも見えて。彼女が僕と一緒にいるときは、こんな風に笑うんだっていう発見もありました。どんな仕上がりになるのか想像もつかないようなポーズもとりましたが、写真を見て感動しました。

Q.手書きのメッセージはいかがでしたか?

桜子さん:

私は、誕生日や記念日に手紙を渡すのですが、雄一郎さんは…。

雄一郎さん:

プロポーズのときに初めて手紙を渡して、それ以来だったね。手紙が欲しいと度々言われていたのですが、照れくさくて書けなくて。でも、今回こうした機会があってよかったです。自分から書くのは恥ずかしいけれど、今日という日が会ったことで手紙を渡せます。手紙だと恥ずかしいことも書けて、意外といいですね(笑)

桜子さん:

この後手紙が添えられた写真が届くそうですが、手帳に挟んで毎日持ち歩くかも。楽しみ。

雄一郎さん:

よかった…。今回の撮影の一日も、初めてデートをした日の自分たちと変わらず、ふたりの時間を心から楽しめたように感じていて。そのことにも嬉しくなりました。この先もずっと彼女が一緒にいてくれたら、変わらない自分でいられるような気がしています。

桜子さん:

今のままのふたりの関係を、続けていきたいね。

インタビュー日

2024年1月

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“何でもない日”が特別な日に 夫婦の写真を残して改めて気づいたお互いの魅力